北京堂鍼メニュー
北京堂鍼メニューは御電話のみの受付となります
施術料金
基本施術
◎施術料 6000円 + 初回鍼料金 1000円
施術時間 約1時間
・鍼施術25分+置鍼35分+抜鍼5分
・上半身か下半身どちらかの施術になります
1つの症状の方はこちらです
2つ以上の症状の方はプラス1000円~ですので御予約の際に御相談ください
鍼料金は初回にかかりますが、鍼先が痛んで改めて鍼を新しく替えた時にいただくことがあります
特殊鍼を使用した際は一本100円いただきます
※北京堂鍼メニューの御予約は御電話のみの対応となっております
2コマ施術
◎施術料 12000円 + 鍼料金 1000円
施術時間 約2時間
・鍼施術25分+置鍼35分+抜鍼5分 を2コマ
仰向けうつ伏せ施術を受ける方はこちらになります
鍼料金は初回にかかりますが、何度か使用し改めて鍼を新しく替えた時にいただくことがあります
特殊鍼を使用した際は一本100円いただきます
※北京堂鍼メニューの御予約は御電話のみの対応となっております。
鍼治療のイメージ

首コリ・頭痛

腰痛

股関節痛

自律神経疾患

五十肩

脳梗塞片麻痺
北京堂の鍼治療とは
浅野流
痛みの原因さまざまあるが、浅野流では筋肉による神経圧迫からきている痛みに絞って鍼の治療対象としています。
・筋肉をしっかり緩めて神経の圧迫を取る。
浅野流は我が師である北京堂 浅野周が考案した鍼灸施術です。鍼灸資格取得後北京に留学し中国の鍼を学び数十冊の中国鍼灸古典を翻訳し、著書では知識がなくて患者さんを助けられないことは罪であると昔の鍼灸書にも記載してありますとも言っており、先生自身が実践しています。
安全性
解剖学的知識を元に解剖実習にも参加しつつ人体解剖断面写真を頭に叩き込み、重要臓器を損傷しない方向に鍼を刺す技術を習得しています。
深い筋肉の層への鍼
骨付近の可動性が低く血行の悪くなりやすいポイントまで鍼を届かせます。大腰筋刺鍼・腸骨筋刺鍼・梨状筋刺鍼・肩甲下筋刺鍼など
浅くしか刺したことがない場合は深く刺す感覚がわからないが、深く刺すことができることにより浅く刺す時の鍼先の感覚もわかります。
鍼の痛み
問題の部位に鍼先が届くと重傷であればあるほどズシーンという感覚や痛みがでて症状が悪化した時と同じ痛みが再現されます。これは鍼が痛みの原因になっている場所に当たっている証拠です。ですが鍼がたまたま毛穴に当たれば痛みがでますが、健康な場所は鍼を刺しても痛みが出ません。
痛みに弱い方は鍼を刺す本数は減りますが、刺入の痛みを軽減しながら刺すこともできますので御相談ください。
鍼技術
中国で購入したワンランク上の中国鍼を使用し中国鍼灸の最新技術を取り入れています。
北京堂鍼灸理論
木下理論
まず北京堂の治療理論は、神経が圧迫されて痛みが発生するとしています。もちろんすべての痛みが神経の圧迫から起きるわけではないので、筋肉による神経圧迫から起きている痛みに絞って鍼の治療対象としています。この神経の圧迫段階には三つあり、初期は筋肉が少し神経を圧迫して、神経がパルスを発生させている状態。これが知覚神経を圧迫していればジリジリと痺れがきれたような感覚や圧迫感が脳に伝えられ、運動神経なら筋肉を少しずつ収縮させて緩まなくし、筋肉付着部に圧痛をもたらす。次に筋肉が神経を圧迫し、神経が激しくパルスを発生させている状態。これが知覚神経を圧迫しているなら締め付けられるような痛みとなって脳に伝えられ、運動神経を圧迫しているならばチックのような不随意の痙攣となります。そして最終段階が、筋肉が神経を強く圧迫し、神経からのパルスを遮断している状態。これが知覚神経を遮断してれば感覚は脳に伝えられないので知覚がなくなり、運動神経を遮断していれば脳からの命令が伝わらないので筋肉が動かせないと考えます。だから手足が動かないとか感覚のない痺れがもっとも進行しており、治療時間が掛かるというのが北京堂の痛み理論です。
本来は柔らかく収縮性のある筋肉ですが、使いすぎて酸素不足になったり、不完全燃焼により筋肉内に疲労物質ができると、筋肉が縮んで固くなります。また廃用性萎縮といって脳卒中や寝たきりなどで動かなくても、静脈の血液が循環しなくなり、静脈が滞るため動脈からの血も通わなくなります。動脈の先に静脈があるので、静脈が塞がれば動脈も流れにくくなります。血液が流れないと筋肉は酸素不足となり、筋肉が縮んで固くなります。筋肉が収縮し続けると、運動神経を圧迫刺激して筋肉に収縮パルスが発生し、その循環を繰り返して自然では柔らかい筋肉に戻らなくなります。その理由は筋肉が一旦収縮すると、神経だけでなく血管も圧迫するからです。締め付けられた神経は、知覚神経なら痛みとなり、運動神経ならパルスを出して筋肉を収縮させ、ますます筋肉の収縮を激しくします。それだけではなく筋肉の中には血管が通っているので、筋肉に圧迫されて血が流れなくなれば体温が伝わらずに冷たくなり、酸素を含んだ血が流れてこないため筋肉の萎縮が進みます。これを『内経』は「冷えによる痛みを痛痺」として、冷えが痛みと最も関係が深いことを述べています。この収縮した筋肉に鍼を入れ、20分ほど置きます。すると軸索反射によって血管が拡張し、血流が回復して酸素が運び込まれ、発痛物質が運び去られて固まった筋肉が緩み、筋肉による神経や血管の圧迫が解消します。血液が流れれば酸素不足も解消され、筋肉の凝りは和らぎ、血が循環して筋肉内の疲労物質が全身に運び去られ、腎臓から排出されます。血液循環が回復することによって筋肉内に留まっていた局部的な疲労物質が全身に行き渡るので、鍼治療のあと脳は運動した後のような眠気を感じ、ちょうど筋肉痛のような状態になります。筋肉痛と凝りの違いですが、筋肉痛は筋肉内に疲労物質があっても筋肉が柔らかいので血液により運ばれますが、凝りでは血管が筋肉に締め付けられているので疲労物質が代謝されません。つまり筋肉痛と凝りの違いは痛む筋肉が固いか柔らかいか、代謝産物が運ばれるか否かの違いなのです。そして凝滞した血液を、鍼によって循環させることで凝りを筋肉痛に変えるのです。これが木下晴都の『針灸学原論』に書かれた内容です。逆に言えば、せっかく鍼で筋肉を緩めて血管の抵抗をなくしても、心臓とか循環器が悪ければ血液循環が回復せず、また貧血や生理前で血液の少ない状態でも効果がないことになります。北京堂は、木下理論に従って治療しています。
②小針刀理論
2つ目の理論の柱は朱漢章の小針刀理論です。これは摩擦などによって筋膜が破れ、筋膜どうし、あるいは筋膜が骨と癒着したり、筋肉自体が瘢痕化することにより、筋肉の運動が制限され、動かした時に血管や神経へ張力や圧力が掛かり、神経に力が加わるために痛むとする理論です。そうした筋膜の癒着を剥がしたり、瘢痕化した部分を治すため、朱漢章は「小針刀」という道具を考え出しました。
もともと針刀は骨を切るために朱漢章が考えたものですが、それを小さくして癒着した筋膜を剥す目的に使い、小針刀と命名しました。現在の中国にて小針刀は、新分野の鍼技術として教科書に採用されています。小針刀の直径は0.6~1.2ミリですが、0.35~0.6ミリと細い刃鍼という鍼も登場しました。これは鍼尖を横に並べたような先端構造をしています。ちょうど火鍼が三頭になり、平頭へと進化したのと似ています。鍼尖を並べた構造をしているので、毫鍼よりも効果が強いです。
小針刀は刺入したあと動かして筋膜の癒着を剥す目的に使われましたが、刃鍼は縮んで伸びなくなった筋線維を切り、血管の圧迫をなくすことで組織の血液循環を甦らせようとするものです。その作用は、血液循環の回復を促すという面で毫鍼に近いのですが、より強力です。あまりに収縮しきった筋線維は、鍼を刺しても緩まないので、断ち切ってしまうより方法がありません。つまり索を切るのです。それにより圧迫された血管の圧力を除いたり、滞った血を取り除くことによって血液循環を回復させ、組織に新しい血液と酸素を供給して治そうとする理論です。
衛生管理について
当院ではあんまマッサージ指圧師、鍼師、灸師に関する法律に基づき、鍼管、鍼皿、鍼を補完する試験管はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌処理をしています。
・オートクレーブを用いた滅菌を高圧蒸気滅菌といい、高温の蒸気でオートクレーブ内の圧力を上げることにより、すべての細菌や微生物を死滅させます。
キープ鍼について
個人の鍼は施術後、試験管に鍼を入れオートクレーブ滅菌処理をし患者様別で名前を付けてキープしております。